45Lの袋に入らないものは粗大ごみ:名古屋の出し方と小型家電回収ボックスに出せるもの
2026/10/31
名古屋市では、2026年(令和8年)10月から粗大ごみの基準が変わり、「容量45リットルの指定袋に入らない物」が粗大ごみになりました。以前の「30cm角を超えたら粗大ごみ」という覚え方のままだと、出し方を間違えることがあります。
迷ったときは、①45リットルの指定袋に入って口が結べるか、②小型家電回収ボックスに入る大きさの家電か、の2点を確かめると、出し方がほぼ決まります。このコラムでは、名古屋市の公式情報(2026年10月時点)をもとに、出し方の判断と小型家電回収ボックスに出せる物を整理しました。手数料の改定内容は「名古屋市の粗大ごみは2026年10月から何が変わった?」で解説しています。
粗大ごみになるかどうかの判断
45リットルの指定袋に入るか
判断の基準は、物の寸法ではなく「45リットルの指定袋に入るかどうか」です。袋に入る物は、素材に合わせて可燃ごみ・不燃ごみ・プラスチック資源として出します。入らない物が粗大ごみになります。
袋の口が結べないと粗大ごみ
袋に入っても、口がしっかり結べない場合は粗大ごみになります。名古屋市は、ガムテープで止めている場合や、袋を2枚使って上から覆いかぶせている場合を例に挙げています。無理に詰め込まず、結べるかどうかで判断しましょう。
袋に入らなくても粗大ごみにならない物
次の品目は、袋に入らなくても粗大ごみにはなりません。
- かさ:不燃ごみ(ビーチパラソルは粗大ごみ)
- じょうろ:金属製は不燃ごみ、プラスチック製はプラスチック資源
- ちりとり:金属製は不燃ごみ、プラスチック製はプラスチック資源、その他は可燃ごみ
- 火ばさみ、フライパン:不燃ごみ
- ほうき:可燃ごみ(竹ぼうき・モップ・デッキブラシは粗大ごみ)
- まな板:木製は可燃ごみ、プラスチック製はプラスチック資源(厚さ5ミリ以上のプラスチック製は可燃ごみ)
ポリタンクは、袋に入れば可燃ごみ、入らなければ粗大ごみです。判断に迷う物は、市の「ごみ・資源分別検索」で品名を調べると確実です。
粗大ごみの出し方
事前に申し込む
名古屋市の粗大ごみは事前申込制で、収集は地域ごとに月1回です。インターネットなら24時間受け付けていて、電話の場合は粗大ごみ受付センター(固定電話から0120-758-530、携帯電話・愛知県外からは052-950-2581)に申し込みます。収集日の7日前までに申し込む必要があります。
手数料納付券を貼って出す
手数料は品目と大きさで決まり、250円から2,500円までの区分があります。手数料納付券を貼り、決められた場所まで自分で運び出します。たんすや食器棚などは、いちばん長い辺が120cmを超えるかどうかで区分が変わるので、申し込む前に測っておきましょう。
袋に入る物は普段の収集日に
45リットルの袋に入る金属製品や陶器などは不燃ごみとして出します。名古屋市の不燃ごみは月1回の収集で、当日の朝8時(中区は7時)までに出すよう案内されています。刃物やガラスなど危ない物は、厚手の紙で包んで「キケン」と書いておきます。
小型家電回収ボックスに出せる物
対象の品目
縦15cm×横40cm×奥行25cm以下の小型家電は、回収ボックスに出せます。名古屋市が挙げている対象品目は次のとおりです。
- 携帯電話・スマートフォン、パソコン
- デジタルカメラ・ビデオカメラ、ゲーム機
- 電話機・ファクス、映像用機器、音響機器
- 理容用機器、ハンディ扇風機、電動工具
- これらの付属品(リモコン、充電器など)
回収ボックスのある場所
回収ボックスは、総合スーパー、区役所、環境事業所などに置かれています。一部の環境事業所では、窓口で引き取る形になっています。家電量販店の回収は、これとは別のしくみです。
出せない物と注意点
ボックスに入らない大きさの物、エアコン・テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)の家電4品目、電球、蛍光管、電池類は出せません。取り外せる電池は外してから入れます。一度入れた物は取り出せないので、スマートフォンやパソコンなど個人情報が入った機器は、事前にデータを消しておきましょう。
充電式の家電は扱いが別
大きな充電式家電は環境事業所へ
回収ボックスに入らない大きさの充電式家電(充電式掃除機やロボット掃除機など)は、各区の環境事業所の窓口で無料で引き取ってもらえます。充電式の電池が不燃ごみや粗大ごみに混ざると、収集車や処理施設で火災の原因になるため、名古屋市は分けて出すよう呼びかけています。
使える物は売る選択肢も
製造から年数の浅いロボット掃除機やコードレス掃除機は、買取の対象になることもあります。処分の前に売れるかどうかを確かめたい場合は、「ロボット掃除機の処分方法5選」も参考にしてください。
粗大ごみに出す前に考えたいこと
粗大ごみは手数料を払って手放す方法ですが、年式の新しい家電や状態のよい家具なら、買取に出すとお金を受け取れることがあります。また、冷蔵庫や洗濯機などの家電4品目はそもそも粗大ごみに出せません。量が多い・運び出せないときは、市の許可を受けた業者に頼む方法もあります。手放し方全体の比べ方は「不用品回収とは?費用の考え方・回収できない物・業者の選び方と出張買取との使い分け」でまとめています。
よくある質問
電気ケトルやトースターは粗大ごみですか?
45リットルの指定袋に入り、口が結べれば粗大ごみにはなりません。小型家電回収ボックスの対象品目でなければ、不燃ごみなどの区分になります。品目ごとの区分は、市の分別検索で確認してください。
ノートパソコンは回収ボックスに出せますか?
縦15cm×横40cm×奥行25cm以下で投入口に入れば、回収ボックスの対象です。一度入れると取り出せないため、データは必ず消してから出しましょう。
粗大ごみに出す前に、売れるか見てもらえますか?
はい。ウリトラでは査定だけのご利用も可能で、キャンセル料はかかりません。値段が付かなかった物は、粗大ごみなどの方法で手放していただけます。
まとめ|「袋に入るか」「ボックスに入るか」で出し方を決める
名古屋市では、45リットルの指定袋に入らない物が粗大ごみです。袋に入る物は普段の分別で、小さな家電は回収ボックス、大きな充電式家電は環境事業所の窓口へ。そのうえで、まだ使える家具や家電は粗大ごみに出す前に査定を受けると、手数料をかけずに手放せることがあります。最新の内容は名古屋市の公式ウェブサイトで確認してください。
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