家具・家電の買い替えは下取りと出張買取どちらがいい?量販店・家具店の引き取りとの違いと使い分け
2026/11/05
新しいソファや冷蔵庫を買うとき、店員さんから「古い物は下取りできますよ」と言われて、そのまま頼んでよいか迷う方は多いと思います。下取りや引き取りは手軽ですが、まだ使える物なら売ったほうが手元にお金が残ることもあります。
先に結論を書くと、状態のよい物・年数の浅い物は出張買取の査定を先に受け、値段が付かなかった物だけを販売店の下取りや引き取りに回すのが、損をしにくい順番です。この記事では、下取りと出張買取の仕組みの違い、向いているケース、新しい品物の配送日に合わせた段取りを説明します。
出張買取そのものの流れや無料の範囲は出張買取とは?料金無料の範囲・対応品目・流れ・業者の選び方にまとめています。
「下取り」「引き取り」「出張買取」は何が違うのか
下取りは新しい品物の購入が前提の値引き
販売店の下取りは、新しい品物を買うことを条件に、古い品物を引き取って購入代金から差し引く仕組みです。お金を受け取るのではなく、値引きとして扱われるのが一般的です。下取りの金額や対象になる品物、条件は店やキャンペーンごとに決められているので、内容は購入前にその店で確認する必要があります。
引き取りは処分の代行で、費用がかかることが多い
下取りとは別に、古い品物を「引き取り」だけしてくれるサービスもあります。こちらは処分を代わりに行うもので、料金がかかるのが普通です。冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビは家電リサイクル法の対象なので、販売店に引き取りを頼むとリサイクル料金と収集運搬料金がかかります。くわしくは家電リサイクル法の4品目を手放すには?で解説しています。
出張買取は品物ごとに査定して代金を支払う
出張買取は、買取業者が自宅に来て品物を一点ずつ査定し、値段が付いた物を買い取る方法です。新しい品物を買うかどうかは関係ありません。家具と家電をまとめて見てもらえる、売るかどうかを査定額を聞いてから決められる、という点が下取りとの大きな違いです。
下取りが向いているケース
新しい品物の配送と同じ日に確実に運び出したい
下取りや引き取りの最大の利点は、新しい品物の配送・設置と同時に古い物を持って行ってもらえることです。置き場所が一つしかない冷蔵庫や洗濯機、ベッドなどは、古い物が残っていると新しい物を置けません。日程の調整を一度で済ませたい方には向いています。
年数がたっている・故障している
製造や購入から長い年数がたっている物、動かない物は、中古品としての需要が少なく、買取では値段が付かないことがあります。こうした品物は、最初から下取りや引き取りに出したほうが手間がかかりません。
店のキャンペーンで条件がよい
時期によっては、下取りで一定の値引きをするキャンペーンが行われることもあります。古い物の状態にかかわらず値引きが受けられる条件なら、買取より有利になる場合もあるので、金額を比べてから決めると安心です。
出張買取が向いているケース
年数が浅く、状態がよい
家電なら製造から年数が短く正常に動く物、家具ならブランド家具や傷の少ない物は、中古品として値段が付く可能性があります。下取りの値引きは品物の状態をあまり反映しない形のこともあるため、状態のよい物ほど一度査定を受けてみる価値があります。家具の目安は売れる家具・売れない家具の見分け方が参考になります。
買い替える物以外にも手放したい物がある
下取りの対象は、基本的に新しく買う品物と同じ種類の物です。冷蔵庫を買い替えるついでに、使っていない電子レンジや棚も手放したいといった場合は、まとめて査定できる出張買取のほうが一度で片付きます。
新しい品物を別の店や通販で買う
ネット通販で購入する場合など、下取りがない、または引き取りに別料金がかかるケースもあります。購入先に左右されずに古い物を手放せるのは、出張買取の利点です。
損をしにくい進め方は「先に査定、あとで下取り」
購入を決める前に写真で査定を受ける
新しい品物を注文する前に、古い物の写真を撮って査定を受けておくと、売れるかどうかの見込みがわかります。家電は本体に貼られた銘板(型番と製造年が書かれたラベル)、家具は全体とメーカーのラベル、目立つ傷の写真があると判断が早くなります。家電の銘板の場所は冷蔵庫の型番・製造年はどこで見る?でも紹介しています。
値段が付いた物と付かなかった物を分ける
査定の結果を見て、値段が付いた物は買取に、付かなかった物は販売店の下取りや引き取りに回します。こうすると、売れる物を値引き扱いで手放してしまうことも、売れない物の処分先に困ることも避けられます。
下取りの金額と査定額を同じ条件で比べる
比べるときは、下取りの値引き額と、買取の査定額からリサイクル料金などの処分費用がかからなくなる分を合わせて考えます。下取りは新しい品物の購入とセットであること、買取は代金として受け取れることも判断の材料になります。
配送日に合わせた段取り
買取の引き取りは配送日の前日か当日の早い時間に
買取に出す物が冷蔵庫や洗濯機、ベッドなど置き場所が決まった物なら、新しい品物が届く前に運び出しておく必要があります。配送日が決まったら、その前日か当日の早い時間に引き取りを入れるよう相談してください。冷蔵庫は前日に電源を切っておくなどの準備もあります。
引き取りの申し込みを忘れない
売れなかった物を販売店の引き取りに回すなら、購入時に申し込んでおかないと、配送の日に持って行ってもらえないことがあります。査定の結果が出てから注文するか、注文の時点で引き取りの要否を伝えておきましょう。
搬出経路を確認しておく
古い物を運び出す通路と、新しい物を運び込む通路は同じです。玄関や階段、エレベーターの大きさを測っておくと、どちらの作業も止まらずに進みます。冷蔵庫の場合は冷蔵庫は玄関や階段を通る?で測る場所を説明しています。
よくある質問
下取りと買取は同じ品物に両方使えますか?
同じ品物を両方に出すことはできませんが、品物ごとに使い分けることはできます。先に買取の査定を受け、値段が付かなかった物だけを下取りや引き取りに回すと、それぞれの利点を生かせます。
下取りの金額と買取の査定額は、どちらが高いですか?
品物の種類・年数・状態や、店のキャンペーンの条件によって変わるため、一概には言えません。購入前に写真で査定を受け、下取りの条件と同じ品物で比べるのが確実です。
冷蔵庫や洗濯機の下取りでもリサイクル料金はかかりますか?
家電リサイクル法の対象品目を販売店に引き取ってもらう場合、リサイクル料金と収集運搬料金がかかるのが一般的です。下取りの扱いになる場合の料金の考え方は店によって異なるので、購入前に確認してください。買取で値段が付いた場合は、リサイクル料金はかかりません。
新しい家具が届く前日に、古い家具を出張買取で引き取ってもらえますか?
日程が合えば可能です。配送日が決まった段階で早めに相談し、前日か当日の配送より前の時間に引き取りを入れると、置き場所が空いた状態で新しい家具を受け取れます。
まとめ|注文する前に一度査定を受けておく
下取りや引き取りは、新しい品物と入れ替えで運び出してもらえるのが強みで、年数がたった物や故障した物に向いています。一方、状態のよい物や、買い替え以外にも手放したい物があるときは、出張買取で査定を受けたほうが手元に残る額が増えることがあります。迷ったら、新しい品物を注文する前に写真で査定を受け、値段が付いた物は買取、付かなかった物は下取りや引き取りという順番で決めてください。
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